Zohoでメールマーケティングを始めたいけれど、Campaigns(配信)の料金体系がわかりにくいと感じていませんか?
実際、私自身も導入時に「ユーザー課金なの?連絡先ベースなの?」と迷いました。
結論から言うと、Zoho Campaignsは「プラン(スタンダード/プロフェッショナル)」と「連絡先数」で料金が決まります。
この記事では料金体系を整理しつつ、私がプロフェッショナルを契約した理由(実は金額の都合!)をお伝えします。
Zoho Campaignsの料金体系
Zoho Campaignsは、プラン選択+連絡先数で料金が決まります。
ユーザー数は「上限」があるだけで、料金は「連絡先数」によって変動します。
プラン | 年間契約の料金例 | ユーザー上限 | 連絡先上限 | 送信数 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
無料 | 無料 | 5人 | 2,000件 | 月6,000通 | テスト利用向け |
スタンダード | 連絡先500件=4,320円/年 連絡先2,500件=18,360円/年 連絡先5,000件=33,480円/年 | 10人 | 最大100,000件 | 無制限(適正利用) | 基本セグメント、自動化 |
プロフェッショナル | 連絡先500件=6,480円/年 連絡先2,500件=27,540円/年 連絡先3,000件=32,400円/年 連絡先5,000件=45,960円/年 | 20人 | 100,000件超〜大規模 | 無制限(適正利用) | 高度セグメント、動的コンテンツ、最適開封時間など |
- スタンダードでも単純なセグメント※は可能。プロフェッショナルはさらに高度な機能(動的コンテンツなど)が追加。
- 連絡先数のレンジ(刻み)がプランによって違うため、ケースによってはプロフェショナルの方が安くなることがある。
顧客リストを条件で絞り込む機能です。
例:
・東京在住の人だけに送る
・過去30日以内に開封した人だけに送る
・開封済みの人を除外する
このように、条件を指定して配信対象を分けることを「セグメント」と呼びます。
私の実例:Zoho Campaignは連絡先3,000件ならプロフェッショナルの方が安い
私の場合、セミナー案内メールを送るために3,000件弱の連絡先が必要でした。
- スタンダードプランの場合 → 5,000件枠に切り上げ=年間33,480円
- プロフェッショナルプランの場合 → 3,000件枠があり=年間32,400円

機能が理由ではなく、単純にプロフェッショナルの方が安かったのです。
結果としてプロフェッショナルを契約しましたが、高度機能(動的コンテンツや最適開封時間)は今は使っていません。
「金額の都合でプロフェッショナルになったけど、いつでも高度機能を使える安心感が付いてきた」という感覚です。
コスト感を日常に置き換えると?
プロフェッショナル 3,000件=年間32,400円。月にすると約2,700円です。
- 個人の感覚だと → スタバのカフェラテ5杯分
- 社内説明なら → ランチ2回分のコストでメールマーケの仕組みが整う
こう置き換えると、導入担当者も「大した投資じゃない」とイメージしやすくなります。
Zoho Campaignsは単体でもメール配信に使えますが、本当の力を発揮するのは他サービスと組み合わせたときです。
- CRMと連携すれば、申込状況や顧客データをもとに配信対象を自動で制御でき、より精度の高いメールマーケティングが可能になります。
👉 Zoho CRM+WorkDriveの最小構成を紹介|まずはここから始めよう - Formsと連携すれば、セミナーの申し込みやアンケート回答を受け付けて、そのデータをCampaignsで活用できます。
👉 セミナー運用に必須の組み合わせはZoho CampaignsとZoho Forms|Zoho Formsの料金体系を解説
まとめ
- Zoho Campaignsは「ユーザー課金」ではなく連絡先ベースで決まる
- スタンダードでも十分使えるが、料金テーブルの都合でプロフェッショナルの方が安くなるケースもある
- 私自身は「3,000件ならプロフェッショナルの方が安かった」のでプロフェッショナル派
- 月2,700円=ランチ2回分/スタバ5杯分で安心感と拡張性を手に入れられる



契約時は「機能比較」だけでなく、実際の連絡先数で料金をシミュレーションすることが大事です。
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