セミナーを運営する際に欠かせないのが、告知メールの配信 と 申込受付フォーム。
Zohoを使う場合、この2つを担うのが Zoho Campaigns と Zoho Forms です。
この記事では、この2本柱がなぜ必須なのかを整理しつつ、シンプルで導入しやすい Zoho Formsの料金体系 について解説します。
目次
セミナー運用に必要な仕組み
STEP
告知メール
参加候補者へ告知メールを送る(Campaigns)
告知メール内に申し込みフォームのURLを入れておく。
STEP
セミナーの申し込み
申込フォームで参加登録を受け付ける(Forms)
STEP
セミナー情報の共有
申込者へのリプライメールでセミナー詳細をお知らせする(例:zoom URLなど)(Forms)
STEP
開催前にリマインド
開催前にリマインドメールを送る(Campaigns)
👉 Campaigns+Formsがあれば、この基本フローをすぐに整備できます。
Forms+Campaignsでできること
- Forms:セミナー申込フォームを作成し、申込直後に自動返信メールを送信
- Campaigns:告知メールや開催直前のリマインド配信
- 開封・クリック履歴をもとに「未開封者への再送」も可能
これだけでも単発のセミナーや小規模イベントなら十分運用できます。
Forms+Campaignsではできないこと
ただし、申込済みの人のみリマインド配信する、未申し込みの人に案内を再送するといった運用には制限があります。
- 申込情報を管理するCRMがなければ、「申込/未申込」を判定できない
- 過去参加者へのフォローやリピーター施策も難しい
👉 本格的に運用するなら、Forms+CRM+Campaigns の3本柱が必要です。
(CRMとCampaignsの料金体系は別記事で解説しています)
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Zoho Formsの料金体系
Zoho Formsは組織単位で課金され、料金体系はとてもシンプルです。
プラン | 月額料金(年契約) | ユーザー数 | 特徴 |
---|---|---|---|
Free | 無料 | 1ユーザー | 月200送信まで |
Basic | 1,200円 | 1ユーザー | 無制限送信、基本機能 |
Standard | 3,000円 | 3ユーザー | 承認ワークフロー、共同編集 |
Premium以上 | 7,500円〜 | 5ユーザー以上 | 高度な統合・分析機能 |
💡 まずはBasicまたはStandardから始める企業が多く、セミナー運用ならStandard(3ユーザー)が現実的です。
まとめ
- セミナー運用には Campaigns+Forms が最低限必要
- Formsで申込を受け付け、Campaignsで告知・リマインドが可能
- ただし「申込済みを除外」など本格的な運用にはCRM連携が不可欠
- Zoho Formsの料金はシンプルで、Basic=月1,200円/Standard=月3,000円から始められる
👉 まずはForms+Campaignsでセミナー運用をスタートし、必要に応じてCRMを組み合わせていくのがおすすめです。
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