QlikSenseのロードスクリプト編集時、よく使う関数をご紹介します。
日付の取得
データベースに格納されているデータがDateTime型の時、実際の表示上時間までは必要ないことが多々あります。
その際ロードスクリプトで以下のように記述するときれいに取得できます。
DATE(floor(対応日), ‘YYYY/MM/DD’) AS 対応日
解説
DateTime型の変数をFloor関数で整数に変換し、表示形式をYYYY/MM/DDにしています。
Qlik製品の場合、対象となる変数名と定義(AS・・・)は同名でもOKです。
NULLデータの置き換え(置換)
QlikSenseではロードしたデータをすべて検索条件として指定できますが、NULL値を条件に指定することはできません。
値がセットされていないことを条件に検索したい場合はNULL値を何か別の値に変更する必要があります。
この時便利な関数がAlt()です。
alt(対応日, ‘未’) AS 対応日
解説
対応日がNULLの場合は日付の代わりに【未】という文字列になります。
これによりフィルターパネルで対応日が未入力のデータのみ検索することが可能になります。
その他、alt(数量,0)とすることで数量がNULLの時は0と表示することができます。
alt(DATE(“対応日”, ‘YYYY/MM/DD’),’未’) AS “対応日”
このように日付型のフォーマットと同時にNULLの置換も可能です。
alt()関数は数値型・日付型のみの対応です。
文字列型には対応しないので注意が必要です。
QlikSenseで特定の文字が含まれるか判断する2つの関数今回、文字列の中に特定の文字列が含まれるかどうかで集計条件を変更したいというニーズがありました。
QlikSenseでフィルターを...
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