仕事に、プライベートに、家族の予定管理に――
「なんとなく使っているけれど、これって本当にベストなの?」と感じること、ありませんか?
私は10年以上Googleカレンダーを使ってきました。
スマホでもPCでもサクッと確認できてとっても便利。でも、その一方で「ここちょっと不便だな」と思うこともちらほら…。
今回は、そんな使いやすさと使いにくさの両面を、実体験をもとに正直にレビューします。
Google Workspaceを検討中の企業担当者の方にも参考になるはずです。
Googleカレンダーの「使いやすい」と思うところ
どのデバイスからでもアクセスできる
スマホ、タブレット、パソコン――
Googleアカウントさえあれば、どの端末からでも同じカレンダーにアクセスできます。
予定を入力したら、リアルタイムで他の端末にも反映されるので、移動中でも安心。
カレンダーの共有がとにかく簡単
「家族の予定をひと目で把握したい」「同僚とスケジュールをすり合わせたい」
そんなときに便利なのが共有機能。
メールアドレスを入力するだけでカレンダーを共有でき、編集権限や閲覧権限も細かく設定できます。
会議招待のメールや、参加者のスケジュール確認もボタンひとつ。
仕事でも家庭でも、“チームで予定を管理する”時代には欠かせないツールです。
通知・リマインダー機能が優秀
うっかり予定を忘れてしまうのを防ぐために、リマインダー機能は必須。
Googleカレンダーでは、「10分前にポップアップ通知」「1日前にメール通知」など複数の通知を設定できます。
予定の重要度に応じて通知を使い分けられるのが、とても助かっています。
GmailやGoogle Meetとの連携がスムーズ
Googleカレンダーの魅力は、他のGoogleサービスとの連携力の強さです。
Gmailに届いたホテルや航空券の情報を自動で反映してくれたり、Google MeetのURLを予定にワンクリックで挿入できたり。
これが想像以上に便利で、もう他のカレンダーには戻れません…。
色分けで視覚的に管理しやすい
「仕事は青」「家族はピンク」「習い事は緑」――
予定のカテゴリごとに色を分けておけば、一目で1日の流れが把握できます。
カレンダーって、視認性も大事なんですよね。
Googleカレンダーの「使いにくい」と思うところ
初心者には設定項目がわかりにくい
Googleカレンダーはシンプルな見た目ですが、設定項目は意外と深いです。
慣れてしまえば快適ですが、最初は「どこで通知を設定するの?」「他の人とどうやって共有するの?」と迷うこともあるかもしれません。
予定の通知が届かないことがたまにある
これはまれなケースですが、スマホの通知設定や電波状況によって、通知が届かないことがあります。
特にアプリとブラウザで同時に開いていると、うまく反映されないことも。
大事な予定ほど、念のため自分で確認しておくのが安心です。
日本の祝日カレンダーがやや不正確なことも
「祝日が間違って表示されている」「地域独自の休日が反映されていない」などの声も一部あります。
祝日カレンダーを自分で選べるようになっていますが、更新が遅れることも。
大きな問題ではありませんが、気になる人には少し不便かもしれません。
それでもやっぱりGoogleカレンダーが最強な理由
多少の不便はあるものの、無料でここまで高機能なカレンダーは他にありません。
- 共有・通知・連携がとにかくスムーズ
- UIがシンプルで動作も軽い
- カスタマイズもできるのに誰でも使いやすい
特に企業にとっては、Google Workspaceでメール・ドライブ・カレンダーを一体で管理できることが大きなメリット。
社員全員での予定共有や、会議室の予約管理などにも対応できます。
まとめ:迷ったら、まずGoogleカレンダーから始めてみて
カレンダーアプリはたくさんありますが、「誰にでもちょうどよく使える」のがGoogleカレンダーの魅力です。
家庭でも、職場でも、フリーランスでも――どんな働き方・暮らし方にもフィットします。
これから導入を考えている方や、社内での利用を検討している方は、ぜひ一度じっくり試してみてください。
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